こんばんは店長の中島です。
地元仙台は今年初めて一桁の朝を迎えました。そろそろ暖房のことを考えなければ…。
さて本日は、以前私が読んだ酵素栄養学の本で紹介されていたエスキモーの話をちょっとご紹介。
ご存知のようにエスキモーは、極寒の地に住む狩猟民族です。
テレビで見た事ありますね。仕留めたばかりの海獣をすぐにさばき、生のまま肉やレバーを食している姿は圧巻ですが、作物がほとんど育たたないので、主な栄養源は肉類なのですね。
生のまま肉や内臓を食べるという習慣というのは、実は、酵素栄養学ではとても理にかなっている事で、熱を通さないものには豊富に「酵素」を含んでいるので、ダイレクトに「酵素」を摂取できるというわけですね。
まぁ究極の摂取方法ですが…。
このエスキモーの生活も最近では随分と変わったと言います。
というのも、飛行機が離発着できる空港が近くにでき、それまでなかった文化が一緒に入って来たことで、生活も変わったという事です。
で、これまで食生活にはなったもの流入で起こった事は、子供の虫歯と成人病の増加。
以前の生活では殆ど無縁だったものですが、便利な生活とひきかえに失ったものは、健康という訳です。
ちなみにこれと同じ様な出来事は、文明開化間もない日本でも起きており、特に富裕層を中心に今でいう「成人病」の発症が記録として残っており、一般庶民はこれを「ぜいたく病」と読んだそうです。
便利な生活と健康のバランスというものを改めて考えてみたいものですね。