こんにちは店長の中島です。
当社のお客様にお配りする今年最後の会報誌を作成しています。
今回は、先月大阪で模様されたビオチーム本社40周年の記念式典模様などを一面にしようと思っていますが、原稿を見ていて改めて思った事は、酵素飲料つくりがいかに大変なものであるかということ。
原材料の選定、製造工程、製造環境の違いでまったく性格の異なるものが出来上がるということを実感しています。
今から10年以上前のことですが、ビオチームの九州工場に取材にお伺いしたことがあります。
そのなかで、工場長が言った言葉…
「日本は四季がはっきりしているから、発酵熟成具合を見極めが難しいんですよ。ある程度数値で判断できますが、最終的には人間の五感をフルに生かした職人的感覚が必要なんです。」
判断を誤れば、品質や味にまで影響すると言いますから、日本酒を造る「杜氏」のようなものでしょうか。
製薬会社並みの設備が整っていても、最終的には人間のチェックが必要ということです。
毎日何気なく飲んでいるビオチームですが、繊細なバランスで大変苦労されている工場スタッフの方々を思えば、その味も奥深く感じます。