無意識にしている酵素の無駄づかいについてちょっとお話し。
食べ過ぎ
食べ物の消化には酵素が必要不可欠です。食べた物を消化するために、絶えず酵素を消費し続けます。
この時に食事量が多ければもちろん酵素の消費量も比例して増えます。
食べ過ぎる行為は、酵素を過剰に消費している事につながります。
酵素を節約するためにも、食事量に一定のブレーキをかける必要があります。
また、極端に固く消化に時間がかかるものについても、節度を持って食べるようにしましょう。
だばこ
タバコと酵素の関係については以前も書きましたが、タバコに含まれる様々な物質が血流に乗り、体に様々な異変を起こします。その時体内酵素は異物を無毒化し、排出しようとします。
タバコが酵素の消費を増大させることは意外と知られていません。
タバコを止められるのが一番理想ですが、可能な限り本数を減らすことを心かげてほしいものです。
薬の長期連用
これについては、致し方ないものですが…。
薬の成分は主に「肝臓」に存在する酵素の働きによって、分解変化されます。
病気の原因となるものに直接作用し、進行を遅らせる薬ですが、同時に酵素をより多く消費している状態が続いていると考えていただければよいと思います。
食事内容
食べ過ぎを控える事は酵素の節約につながりますが、もう一つ大切なのが「食事の内容」です。
以前ネットニューズで気になった記事ですが、現在長寿県の一番は「長野県」だそうです。
長野県の食習慣は、野菜を多く摂っている事と、みそや野沢菜といった発酵食品を多く摂っている傾向があるそうです。
これが長寿の源と言われています。
そもそも日本の食事は発酵食品がメインで、食事からも酵素を補給することが出来ましたが、今では難しくなっています。
大切なのは「量より質」ということです。
限りある酵素を大切に
この世に生まれてきた瞬間から体内では酵素の生成がスタートします。
その生産能力は徐々に向上し、20歳前後がピーク言われています。そして、年齢を重ねるのと比例して生産能力も低下していき、40歳くらいを境に著しく低下します。
このように、酵素の生産能力は年齢とともに変化していき、無限に生成されるものではありません。
例えば、同じ70歳の人間でも年を取るスピードは同じではありません。
これは生まれから現在までの生活習慣や病歴などの違いで、消費された酵素の量に違いがあるからとも言われています。
そう考えると、86歳になられる当社のお客様も年齢に比例しない若々しさを維持していますので、あらかた間違ってはいないと思います。
1、酵素を大量に消費する食事は控える
2、有害なものを摂り入れない
3、薬の長期連用は出来るだけ控える
この3つだけでも心得れば、グッと酵素を節約できると思います。