9月も後半に入り、朝の寒さが徐々に応える季節になりましたね。
気温が低くなれば、旬の食べ物もおいしくなりますので、それはそれで楽しみですね。
さて本日のお題は「季節によって酵素量はどう変化する?」という事について、ちょっとお話ししたと思います。
酵素の生産量と季節の関係は?
何度かお話しさせていただいております通り、まず、酵素の生産量はこの世に生まれてきた瞬間からすでに決まっていると言われています。
但し、日頃の生活習慣などが影響して、その量が変化するとも言われています。
全くではありませんが、季節が酵素の生産量に影響する事はあまりないと考えます。
逆に季節が影響するのは酵素の消費量です。
春夏秋冬と、四季がはっきり分かれている日本の気候の中で、一番酵素の消費量が増大するのはどの季節だかお分かりでしょうか?
実は「夏」と「冬」と言われています。
どちらの季節も共通している点は、体へのダメージが大きいという点です。
夏は夏バテという言葉があるように、暑さによって胃腸など内臓を中心に機能が低下し、食欲不振を招きます。
この時に体内の酵素は、健康バランスを元に戻そうと働きが活発になり消費量が増大します。
これが夏に使用量が増加する理由です。
では、冬はどうでしょうか。
夏と違い冬は寒さによる影響が大きく、代謝と免疫力の低下が一番大きい季節です。
特に免疫力の低下は、ウィルスなどにとって格好の標的になりやすい状態です。
そうならないために、体内の酵素は免疫力の低下を少しでも食い止めようと、酵素の消費を増大させます。
また、侵入してしまったウィルスなどに対しては、無毒化させ体外に排出させようと、より多くの酵素を増員させ、健康バランスを保とうとします。
これが冬に使用量が増加する理由です。
寒さが厳しくなる冬の酵素節約法
何と言っても一番は、出来るだけ体を冷やさないことです。
先にご説明のように、寒さは代謝と免疫力の低下に直結します。体温が低下する事によって酵素の消費量も増加します。
常に暖かい服装を心かげましょう。
ウィルスなどを体に入れないこと。
体にとって「異物」と判断さたものには、酵素は全力で無毒化させ外部に排出させようとします。
出来る限り侵入させないよう工夫を心がけましょう。
そして食事。
これは季節はあまり関係ないですが、寒さから身を守ろうと体温の低下を防止するために、バランスのとれた栄養の補給は大切ですが、特に発酵食品を摂リましょう。
発酵食品に含まれる酵素を摂る事で、体内の酵素を少しでもサポートすることが出来ます。
昔の人が、今ほど防寒対策が整っていない環境の中でも健康を維持できていたのは「発酵食品」を食べていたからとも言われています。
まとめ
冬の酵素節約法についてですが、冬の風邪対策に大変よく似ていることに気が付きました。
つまりは、体を冷やさない、ウィルスを摂りこまない、食事に気を配るという心かげは、酵素の節約にも言える事だったようです。
その他にもお伝えしたい事は、食習慣を含めた生活習慣の良し悪しでも、酵素の消費量か変わります。
酵素の無駄遣いを減らし節約生活に努めましょう。