まずは酵素の生産量についておさらい
本題に入る前に、体内で生成される「酵素」について少しお話ししたいと思います。
すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、人間は酵素を作り出す能力を備えています。
この世に生また瞬間から、酵素の生成をスタートさせ、体の成長と共に「酵素」の生産量を増加させていきます。
酵素の生産量は20歳前後がピークと言われていきます。
その後、加齢と共に緩やかに生産量を減少させていき、40歳前後で著しく生産量を減少させます。
「若い時より無理がきかなくなった」
「免疫力が落ちた気がする…」
と感じるのは、体内での酵素の生産能力が関係しているとも言われています。
酵素の生産能力は、年齢と共に減少していきます。
実年齢と見た目年齢が比例しないのは“酵素”が関係?
同じ性別と年齢の人物が複数人いるとします。
そんな中でも、見た目や衰えに違いが見られるのは、その人が生まれながらに持っている「酵素」の生産に違いが生じているからと言われています。
その利用は、体質や過去の病歴なども関係しますが、それまでの生活環境や、食習慣の積み重ねなどが影響して、下降スピードが「早いか」「緩やか」かが決まると考えられているからです。
つまり、実際の年齢よりも“若々しい”方は、下降スピードが緩やかというわけです。
年齢を重ねるスピードは同じでも、衰えるスピードは同じではありません。
「酵素」の生産量は、人それぞれ誕生した時にすでに決まっています。
「酵素」は無駄に作られるものではありません。
“限りある酵素”を無駄にしないためにも、食事や生活習慣など、改善できる範囲で見直してみましょう。
不足分は外から補う
火を通さない食材や発酵食品にも多くの酵素が含まれています。
食べ物から摂れる酵素を「食物酵素」と言い、生の野菜や魚、ヨーグルトや納豆、味噌、漬物などの発酵食品などです。
生産能力が下降し不足しがちな酵素は、これらを摂ることで、体内酵素の消費を節約でき、働きもサポートできます。
日頃の食事に少しでも取り入れてはも良いでしょう。
また、酵素サプリメントを利用するのも良いでしょう。