酵素は単なる栄養素ではありません。

人間は六〇〇兆個からの細胞で形成されており、それが分裂したり生まれたりを、絶え間なく繰り返していますが、その細胞は「酵素」という触媒がなくては活動出来ません。つまり「酵素」とは生命そのものと言えます。

酵素は生命の営みに大変重要な役割を担っており、酵素の力によって私たちの健康バランスが保たれています。

そのバランスを保つ酵素は、あなたの体内にも必ず存在するもので、存在が確認され働きが解明されている酵素だけで、約２０，０００種類以上と言われていますが、それ以上に発見さえされていない種類が約三倍とも言われています。その酵素があなたの体内で二四時間休みなしに働き続けているのです。

例えば、ご飯を噛んでいると唾液が分泌されます。その中には「消化酵素」が存在します。

その消化酵素は食べ物を分解し、その中に含まれる栄養素を健康に役立つよう変化させ、体の必要な部位へと運ぶために消化器官から吸収させたり、血液の流れなどによって運ばせるのも酵素の役目です。

特に肝臓は、酵素が体内で働く巨大工場の役目を果たしている健康の中枢部です。

栄養素をいろんな物に作り直し、必要な物質を製造運搬し、異物を無毒化する事もこなす、生命維持の要です。

このように、体内酵素の働きが正常であれば健康を維持できるのですが、不足していたり、異常があると、不健康状態につながります。

酵素の働きを例に挙げれば…

• 損傷部分の修復
•  免疫力、自然治癒力の維持
•  筋肉、心臓を動かすエネルギー原の運搬
• 体内に入り込んだ異物の排出と無毒化
•  消化と栄養素の分解運搬

など…挙げればきりが無い一連の作業が全て酵素によって営まれているのです。

ですから「酵素は絶対に必要なもの」という言い方は決して大げさではありません。

いかかでしょうか？

少々長文ですが、これまで何となくで知っていた「酵素」について、わかっていただけたと思います。

この記事を読まれている方の中には、栄養素について意識はしても「酵素」についてまで意識がいかなかった方もいると思います。

そんな方に届き役に立てばえ嬉しい限りです。

これからも健やかな毎日を。